これって、酷評されてるんだね。
解るけど、もっと酷い映画は沢山ある。
原作は人気も知名度も高い作品ですが、“ジブリ”という冠があまりに大き過ぎるが故の酷評なんでしょう。
それほどに、ジブリは愛されているのだと実感しました。
そして、今までのジブリ作品のクオリティの高かさ、再認識です。
『ゲド戦記』の良いところを語ります。
映像はさすがに美しいです。
さすがジブリです。
そして、主題歌「テルーの唄」。
CMでは全く響かなかったあの歌。
とても良かった。
詩も良いのです。
萩原朔太郎の「こころ」をモチーフにしているそうで、正にこころを打たれてしまいました。
さて、今作とは関係の無いことを語ります。
鑑賞中、主題歌に心が大騒ぎしてしまった私は、映画自体がつまらないこともあり、歌い手を調べる為ウィキしてしまいました。
すぐに引き返すつもりが、本当に退屈だったものですから、そのままウィキにハマってしまいました。(映画は一時停止)
そこで私は、宮崎駿が『ゲド戦記』のファンであったことを知ります。
『風の谷のナウシカ』制作よりも前のこと。
宮崎駿の『ゲド戦記』映画化オファーは、原作者ル=グィンに断られます。
その後の再オファーにも許可は下りなかった。
彼女は当時、アニメを誤解していたのだそうです。
それから約20年後。
『ゲド戦記』訳者・清水真砂子を通して、宮崎駿(の映画)に対する認識を改めたル=グィンは、ジブリへ正式に映画化のオファーを送ります。
駿になら、任せてもイイ!
そう思ったのでしょう。
しかし…
「これまでの自分の作品で既に『ゲド戦記』の要素を取り入れて作ってきたから、今更できない」駿、断った
わざわざ絵文字を使うぐらいショックでしたね。
けれど、同時に、今までの宮崎作品の数々のシーンが、設定が、あの台詞が、走馬灯のように駆け巡り、私は天啓を受けたかの如く打ち震え、泣きました。
そうだったのか…
今までどうして教えてくれなかったのよ!いやぁ〜タイミングって本当に大事ね。
てか、駿の潔さには天晴れだ。
なかなか出来ることじゃない。
紆余曲折を経た後、吾郎が監督を務めたアニメ『ゲド戦記』は、ル=グィンから
「私の本ではない。吾朗の映画だ」と評される。
恐らくこれは批判。
でも私は、全くオリジナリティの無い映画を作るぐらいなら、これくらい壊しても良いのでは?
とも思う。
つまらなかったけどさ!
何が悪いって、素人に任せたジブリでしょ?
私は、やや同情的です。
嗚呼…駿は諦め良いけどさ、私は観たかったよ。
宮崎駿の『ゲド戦記』!
3部作ぐらいでさ!
残念でなりません。
そうそう。最後に。
プロの声優使おーよー!
この映画の1番イヤなところは、そこかな。