|
ヨロシク頼まれた
2010/04/16 23:16 murmur |
com:0 | edit
|
|
ちょっと前に席替えがありました。 新しいお向かいさんはT中さんといいます。 私の大好きなあの人の名はT崎さんです。
T崎さんとの仲はどんどん険悪になっていきますが、 (というのは嘘で、私の避けっぷりが酷くなってく一方なだけ) 相変わらず、大大大好きです。
階段でT崎さんとばったり。 久し振りに2人きり。 覚悟を決める。 T崎さんも覚悟を決めたのか、たまたまなのか、笑顔。 お互いちゃんと笑顔。 気まずい。
「今度、前の席T中さんでしょ?」 『そーです、そーです』 「喜んでたよ、T中さん。○○さんと同じ班になりたかったんだって」
T中さんとT崎さんはかなり仲良しです。
『あれ、そうなんですか?』 「うん、前から○○さんと話したいって言ってて、○○さんのことかなり好きみたい」 『いやいや、ちょっと光栄だけど、照れちゃうじゃないですか、意識しちゃうじゃないですか』
これは嘘。 T中さんの好意には気づいていたので、今更照れません。
「そーとー好きみたいよ」 『いや、だから照れるって』
ていうかね、なに、この会話? 好きな男子から、 オレの大事なダチがおまえのこと好きなんだってさ、ヨロシク頼むよ 的な、この会話は、なに? 告白前に振られたみたいな、さ。
私はあんたが好きなんだよ。
切なくはなりませんでした。 T中さんは挨拶ちゃんとしてくれる、イイ人です。
- 関連記事
-
|
| home |
|
CALENDAR
|
02
| 2024/03 |
04
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
PROFILE
|
いづみ
女 同性愛者
小説/映画/絵画/写真
|
|